もしもセラミックスの寿命が短かったら?計算はどう変化する?

         セラミックスによる経費節約例。
     「4.もしもセラミックスの寿命が短かったら?」

 これまで17年間無交換で使用した例をご紹介して経費を計算してきました。

 「実際に17年無交換連続使用なんて可能なのか?」、「17年無交換が事実でも、それは例外的に超寿命な事例で平均寿命はもっと短いのでは?」、と思われる方も多くいらっしゃる事でしょう。

 

 それならば、

「セラミックスの寿命が短いと費用はどう変化するか」

を再計算してみましょう。

 

 セラミックスの寿命が「10年、5年、3年、2年、1.5年」の5通りのパターンを想定して、17年使用した時の総費用を計算します。

 更に、「セラミックスの寿命がどの程度あれば採算がとれるか?」も考慮します。

4-1.セラミックスの寿命が想定よりも短い場合は?
  トータルコストの再計算。

 「セラミックス脱臭製品は実際の使用条件により汚染の程度や寿命が変化する」という事は当社のHPの中で繰り返しご説明してきました。

 貴方はこう思われるでしょう、「ならば使用条件によっては寿命がもっと短い事もあるのだろう? その時はどうなる? 費用が高騰するだろう? それでも活性炭と比べて安いのか? 節約効果がある程度減少するだけならまだしも、 逆にセラミックスの方が高くなったりしないか?」と。

 この事例では17年間無交換=セラミックスの寿命は少なくとも17年(現在も使用中なので+α)となりますが、使用条件の悪い所では寿命が短くなる事もあります。あなたの懸念ももっともでしょう。

 以下に、”もしもセラミックスの寿命が短かったら”という仮定で総費用を再計算します。「寿命が短い=交換頻度が増える=維持費用と総費用の増大=節約効果の縮小!」となりますが、総費用はどう変化するでしょうか? 活性炭と比較した場合にはどうなるでしょうか?  

「セラミックスの寿命が10年」と仮定した場合の総費用。

 現実には17年無交換ですが寿命を短く想定し、「セラミックス寿命は10年=10年毎に交換する」と仮定して再計算します。設置から満10年使用した時点で汚染等の理由で使用の限界=要交換!となりますので、11年目以降にも引き続き使用するならばこの時点でセラミックスを交換する事になります。

 17年間でのセラミックス交換は満10年経過時の1回のみとなりますので、既出の「17年間無交換時の総費用」に「セラミックスの1回交換分の費用」を加算すると以下の様な結果になります。

 前ページで計算した17年間の総費用(セラミックスの交換無し)にセラミックスを1回全交換する分の経費を加算して再計算しました。

 総費用は活性炭の1/5以下、セラミックスの圧倒的な優位はびくともしません。 

「セラミックスの寿命が5年」と仮定した場合の総費用。

 「寿命が10年の想定でも長すぎるのでは?」とお考えかもしれません。次は寿命を更に半減して「セラミックスの寿命が5年=5年毎に交換」した場合の総費用を計算します。

 導入から満5、10、15年経過時点での合計3回交換する事になります。

 17年無交換の総費用にセラミックス3回交換の費用を加算しました。

 それでも総費用は活性炭の1/3。

 まだまだセラミックスの優位は動きません。

「セラミックスの寿命が3年」と仮定した場合の総費用。

 更に寿命を短く想定して「セラミックスの寿命が3年=3年毎に交換」として計算します。

 満3、6、9、12,15年経過時点での合計5回交換する事になります。 

 17年無交換時の総費用にセラミックス5回分の交換費用を加算したら、 だんだん活性炭の総費用に近づいてきましたが、それでもセラミックスの総費用は活性炭の半額以下! まだまだセラミックスの方が安価です。

 もっと寿命を短くして計算を進めます。

「セラミックスの寿命が2年」と仮定した場合の総費用。

 どんどん寿命を短くして「セラミックスの寿命は2年」、と考慮すると、

 満2、4、6、8、10、12、14、16,年経過時点での合計8回交換が必要になりますが計算結果はどうなるでしょうか? そろそろ活性炭に並ぶでしょうか?

 無交換時の総費用に8回交換分の費用を加算すると、総費用は活性炭の約2/3。

 セラミックスの寿命を17年→2年=1/8に短縮しましたが、 それでもセラミックスの優位は変わらず!

「セラミックスの寿命が1.5年」と仮定した場合の総費用。

 最後に「セラミックスの寿命は1.5年」、として計算します。

 満1.5、3、4.5、6、7.5、9、10.5、12、13.5,15、16.5年が経過した時点で合計11回の交換が必要になりますが計算結果はどうなるでしょうか? そろそろ活性炭の方が安くなる?

 無交換時の総費用に寿命が1.5年と想定した場合の11回分の交換費用を加算すると上グラフの様な結果になりました。

 セラミックスの寿命が短くても採算がとれる!

 「現実には17年+α無交換 → 1.5年で交換、セラミックスの寿命を現実の1/10以下に短縮して計算!」しています。

 

 寿命を現実の1/10と想定しても十分に採算が取れる!

 

という事が明らかになりました。 

 予想外の事態が発生して「セラミックスの寿命が短縮しても採算割れという事態はまず発生しないと考える事が出来ます。

「採算が取れるにはどれだけの寿命があれば良いか?」。

 上記の計算結果をグラフにまとめると以下の様になります。

 青線の活性炭総費用よりもセラミックスの総費用が上に飛び出すとセラミックスは高くつく、下にあればセラミックスで節約できている、という事を表します。

  

 セラミックスの寿命が2年以上の場合では、左下からスタートした直後の「セラミックスの線が約1.3年経過時点で活性炭と交わる(=総費用が同じとなる=損益分岐点)」、その後は「活性炭の下に位置している=節約効果が発揮されている」となっています。

 最も寿命の短い想定の「緑線=寿命が1.5年(≒1.5年毎に交換)の場合」では、「約2.5年」経過するとセラミックスが活性炭と交わり総費用が同じとなる。そしてその後は節約効果が発揮される。

 

 この事例での計算結果から読み取れる事は、

  ・寿命が2年以上ある場合:使用後1.3年経過時点で総費用が活性炭と同額になる。

                以後は節約効果が発揮される。

  ・寿命が1.5年の場合  :使用後約2.5年で総費用が活性炭と同額になる。

               以後は節約効果が発揮される。

  ・「使用期間」と採算  :早ければ1.3年間で、遅くても2.5年間の使用で採算がとれる! 」

  ・「寿命」と採算   :セラミックスの寿命が1.5年以上あれば採算が取れて節約できる。

              寿命が長くなるほど節約効果大!


 この様な内容となります。

 実際の使用条件により計算結果は変化しますが、1つの例としてご理解ください。 

総費用の評価。

 活性炭よりも「超寿命」で、「総費用の圧倒的な安さと多額の経費の節約を実現」する、それがセラミックス触媒脱臭製品の特長です。

 長期間使うほどお得である! 定期的な点検や清掃を励行してセラミックスの超寿命性能を最大限に引き出す事で経費を大幅に、劇的に、節約可能!

 

 次のページでは「計算外の事柄」について説明します。

 都合の悪い事を隠していた? いいえ、セラミックスによる節約効果がこれまでの計算以上に高まるという事実を指摘します。

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