セラミックスも交換や補充が必要となる事があります。具体的には・・・
右の写真はセラブロックが酷く汚染された事例です。
新品では”真っ白!”なセラブロックですが、ヤニとタールが正面と内壁全体に付着して汚染で真っ黒!
少々の汚れならば清掃で除去可能、ある程度の汚れなら「清掃」&「表面を少し削る」事で除去可能です。しかしここまで汚染が酷いとそれでも除去できません。
このように”酷く汚染されて清掃でも除去出来ない”状態になったら、「セラミックスの交換」をお勧めします。
地震や点検時の不注意などでセラミックスが破損する事があります。
右の写真の様に「セラミックスが破損した!」、「並び方がおかしい!」、「セラミックスが不足して隙間が空いている!」という事も稀にあります。
この写真の様にひどいことはめったにありませんが、悪い例としてご紹介します。
右の写真を下に拡大して注意点を付記します、いくつもの問題点がありますが貴方はいくつ見つけることができるでしょうか?
解答は以下の通りです。
あなたはいくつ見つけることができたでしょうか?
この件は当社の過去の経験・実績の中でも最悪の事例です。極端ではありますが対策を説明する上では良い事例ですので取り上げました。
以下に対策をご説明します。具体的な作業と対策の内容は以下にようになります。
1から順番に実行します。
今回はセラブロックの事例をご紹介しました。
基本的な作業としては、「破損は交換」、「ズレは修正」、「汚染は清掃」、「不足分は補充」となります、他のセラミックス製品でも同様の作業と対策を実行します。
UFOシリーズの清掃・洗浄作業でセラミックスがすり減る(→「セラミックスの点検・清掃」のページ内”清掃その1”をご覧下さい)、風圧や地震などの振動で擦れてすり減る事も稀にあります。
そのような時には破損時と同様に不足分のセラミックスを補充します。
セラミックス脱臭製品は長寿命性能を有していて10年以上使用を継続した例が少なからず存在します。使用条件により寿命が変化しますが、長期間使用を継続するとセラミックス内外に徐々に汚染が蓄積されて行き、脱臭能力が低下する、そしてセラミックスの寿命が来ます。臭気測定等で脱臭能力が低下したと判断された時には当社(下記連絡先)又はお買い上げの販売店までご相談下さい。