セラミックス3種を使用して高濃度排気を除去する設備です。

セラブロック+セラマジック+UFOシリーズ、
取付実例01「印刷工場の塗装排気脱臭」

 広島県内の某社工場の塗装・印刷工程より排出される排気の脱臭対策として取り付けました。溶剤系臭気+アルデヒド系臭気が多種発生する、オイルミストも混ざる、粉塵・ヤニ・タールも混ざる、排気はこのように複雑な条件である。

 従来はガス燃焼方式で処理していたが、脱臭効果は不十分であり、維持経費も高いので削減したいが良い脱臭方法はないだろうか? この難解な条件を解決する為にセラミックス3種を組み合わせて対策しました。

 プレフィルターでヤニ成分を除去する(フィルターの選定・施工は客先で実行)、その後にセラブロックでオイルミストを除去、次にセラマジックで臭気を脱臭、最後にUFO-MIX・UFOカセットで最終仕上げ脱臭を行う、という3種複合設備になります。各種セラミックスの長所を生かして組み合わせた設備設計をご提案して採用されました。

工場と近隣環境。

 工場は埋め立て地にあり周囲は年々開発が進んでいる。以前から臭気対策は実施しているが近隣のマンションから臭気の苦情が発生している、今後開発が進めば苦情が更に増える事は明白! 

工場は海沿いの埋め立て地にあり、周囲にはマンションなどが立ち開発が徐々に進みつつある。
工場周囲の別方向ではマンションを複数建築中、今後は増々開発が進む予定。
工場に隣接するマンションから悪臭苦情発生!
旧来はガス燃焼式脱臭装置で対処していたが、性能不足により近隣から苦情が来る、そして何よりガス代が「2~3千万円/年」という高額になる、これらの理由から別方式での脱臭対策を考慮していた。
処理後排気は臭突で屋根上に誘導し排出する。セラミックス導入後も同様に継続使用する。
セラミックス脱臭装置。

 旧来のガス燃焼脱臭装置は撤去して新たにセラミックス脱臭装置を設置・導入する。

セラミックス脱臭装置概略図(平面図)
入口→セラブロック→セラマジック→UFO-MIX→UFOカセット→出口、の順に排気が流れる。
セラミックス脱臭装置全体。
最も入口側には、「セラブロック」を充填してオイルミストを除去。
セラブロック充填後、正面。
セラブロック後部、ズレ防止ストッパー。
セラマジックチャンバー
セラブロックの次にセラマジックを設置して脱臭する。オレンジ線内が充填空間。
セラマジック充填後。
セラマジック充填空間中央の点検口から内部を見る。
水スプレー装置。セラマジック充填空間の前部に設置。
セラミックスに加湿して養生(吸収した臭気成分を触媒反応により分解する)を促進。
水スプレー噴霧中。
UFO-MIXチャンバー
セラマジックの次にUFO-MIXで更に脱臭する。
UFO-MIXチャンバー上部の充填口。
UFO-MIX充填作業終了後。
UFOカセット充填後。
最後にUFOカセットで最終仕上げに脱臭をする。

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