ショッピングセンター内にある2店舗の調理排気脱臭対策。収納容器の取り付けからセラミックスの充填作業までお見せします。

セラブロック+UFOシリーズ、取付実例 
01「駅前再開発複合ビルの飲食店舗調理排気脱臭」

 神奈川県にある某私鉄駅前の再開発複合ビル(高層ビルの下部はショッピングセンター、上部はマンション)内にある”中華料理店”及び”カレー専門店”の2店舗の調理排気脱臭対策。

設置空間内外、近隣、脱臭設備、これらを写真付きで解説いたします。

設置現場内外及び近隣の写真。

 首都圏某私鉄駅前の再開発、近隣にはオフィスビルや住居が並び臭気対策は必須条件!

 ビルの内部には当初から脱臭装置(その他設備)の設置空間が用意されていたので設備設計には余裕がありました。

赤線の内側に飲食店舗2店、上の緑線内側に脱臭装置を設置。
設置空間から外を見る。窓の15m先にはビルが並び苦情発生は必至! 脱臭処理は必須!

脱臭装置、2系統。

 セラブロックチャンバーを室内設置場所に取り付けます。設計内容は2系統に共通で、

 最大充填:セラブロック奥5段+UFO-MIX300mm厚

初期充填:セラブロック奥3段+UFO-MIX150mm厚

 となります。

 *UFO-MIXとは? → UFOシリーズの大きさや形の異なる製品を2種類以上混合=MIXしたもの。

 初期充填と最大充填の差分である、「セラブロック2段」と「UFOシリーズ150mm厚」は「”予備”充填空間」として当初から確保します。今後の規制強化等により脱臭能力の向上が必要となった時に備えます。必要時には設備の増築・改築工事をする必要がなく、セラミックスを追加するだけで簡単に脱臭能力を強化できる設計です。予算の都合などによりセラミックスを充分に充填・使用できない時でもこの方式のように予備空間を事前に設置して置けば、いつでも簡単に追加して脱臭能力を強化できます。

 *脱臭設備の追加工事は手間と時間と予算がかかる事は勿論ですが、導入当初は存在した追加設置”予定”空間にいつの間にか別の設備が追加設置されていて脱臭設備の追加工事が不可能! という事例も稀にですが存在します! 事前に予備充填空間を確保する事が確実なので当社ではそのようにお勧めしています。

「”中華”調理排気:5,000m3/h.」の脱臭装置。
チャンバー全体。左:処理前排気入口、右:処理後排気出口
入口側から見る、前部「セラブロック奥3段」充填作業中。
セラブロック、充填完了。センターコアと内壁ディンプル(窪み)が確認できます。
上部点検扉から見る、後部「UFO-MIX」充填作業中。
出口側から見る、UFO-MIX充填完了。
「”カレー”調理排気:5,500m3/h.」の脱臭装置。
脱臭装置全体、左:排気入口、
「左:脱臭装置出口」からダクトで処理後排気を「右:室外」へ。
入口から見る、前部「セラブロック、奥3段」充填作業中。
セラブロック、充填完了。中華よりも横幅がセラブロック1個分大きい。
後部、UFO-MIX充填作業中。
チャンバー中央の点検扉からセラブロック後部(出口側)を見る。
チャンバー中央の点検扉からUFO-MIX前部(入口側)を見る。

 設置空間の位置、立地条件、条例の規制区分と条例規制値、等々を考慮して、初期段階から後日のセラミックス追加を視野に含め充填予備空間を確保。

 大都市の商業地域及び住居地域では悪臭の苦情が頻発しています。脱臭処理後の排気が「臭気指数・濃度、等の条例規制値」をクリアーしても、それでも近隣苦情が出る事もあります。

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