これまでの計算結果からわかる事をまとめます。
*「今回取り上げた事例の結果」であり、各案件の諸条件により変動します。
1. 初期費用。
セラミックスは活性炭よりも「初期費用」は”多少”安い。
多少安い 多少高い
初期費用:セラミックス > 活性炭
* 通常ですとセラミックスの方が活性炭よりも多少高くなる事が多いのですが、本件では「セラ
ミックス充填量を初期想定の2/3に減らしている」のでその分費用が低下し、その結果とし
て初期費用はセラミックスの方が安くなりました。
2. 維持費用。
セラミックスは活性炭よりも”圧倒的に”維持費用が低い!
非常に安い 非常に高い
維持費用:セラミックス <<< 活性炭
3. セラミックスの寿命と採算。
前述の「4.もしもセラミックスの寿命が短かったら?」で計算したように、セラミックスを1.3年
以上交換せずに使用できれば、セラミックスの総費用は活性炭より安くなり採算が取れる! その
後も使用を続ければ節約効果が発生! 無交換での使用期間=セラミックスの寿命が長くなるほど節
約効果が増大!
設備の使用期間と採算。
使用期間 採算
~1.2年 : 活性炭がお得。
1.3年~ : セラミックスがお得。
今回の事例ではこのような結果となりました。1.2年以下という極短期間の使用以外ではセラミ
ックス脱臭装置の方がお得になります。
4. 総費用。
使用期間やセラミックスの寿命により総費用は変化しますが、今回の事例の「使用期間20年間・
無交換で20年連続使用」で考えると、
総費用はセラミックスの方がはるかに低い!=大幅な予算節約!
非常に安い! 非常に高い!
総費用:セラミックス <<<<<<< 活性炭
5. 結論。
圧倒的にセラミックス脱臭方式の方が安価となります!
セラミックスの「超寿命効果」がもたらす「予算節約効果」は明白!
各項目の内容と特長を比較した一覧表を下に表示します。
Q1. 初期費用の差はどのくらい?
今回はセラミックスの方が初期費用が安くなっていますが「セラミックスは活性炭に比べて初期
費用が多少高くなる事が多い」という記述が有りました。通常だと両者の差はどのくらい? 2倍? 3
倍? もしかしてそれ以上?
A1. 初期費用に何倍もの大きな差はありません。
2倍以上の差がつくことは稀です。ある程度、何割かは高くなりますが導入に無理のある金額では
ありませんし、今回の事例の様に初期に使用するセラミックス量を減らして初期費用を低下させる
事も可能です。それで脱臭能力が不足したならば後からセラミックスを追加して対処できます。
Q2. どうして維持費用が安くなるのですか?
A2. セラミックスの交換費用が圧倒的に低い!からです。
「セラミックスの寿命が長い→交換サイクルが非常に長い→交換費用が少ない!」という事となり
ますので、導入後の維持費用が活性炭とは比べ物にならないくらいに低い! 「維持費用の大部
分は脱臭剤の交換費用が占める」ので、それを節約できるセラミックスは維持費用を大幅に
節約できるという訳です。今回の事例では20年連続使用中でただの1回も交換していませんから非常
に維持費用が低くなりました。
Q3. どのくらい使用すると採算が取れますか?
A3. 通常だと使用開始から2~3年前後で採算がとれます。
今回はセラミックスの初期充填使用量を減らしているので初期費用が低くなり、「1年目からセラ
ミックスの方が安くなる=1年目から採算がとれました」。
Q4.総費用はセラミックスの方がお得?
A4.中期~長期使用ならセラミックスの方がお得です。
今回の例では1年目からセラミックスの方がお得になり、その後も両者の差が年々大きくなる=節
約効果が増大する結果となりました。
「20年連続無交換での使用は特殊な例でしょ? 特殊な事例、いわば例外事項を一般論とするのは如何なものか? 詭弁ではないか?」とお考えかもしれません。
前述の「4.もしもセラミックスの寿命が短かったら?」で寿命が短くなる場合をも想定して費用を計算しました。寿命が短くなれば交換頻度と費用が増大して節約効果は縮小します。寿命が1.2年以下になるとセラミックスの方が割高になります。逆に述べると「セラミックスの寿命が1.3年以上あれば採算がとれます!」
従って、「採算割れの可能性は非常に低い!=セラミックスの導入で損する可能性は非常に低い」。
セラミックスの寿命により節約額は変動しますが、「セラミックスが採算割れを送す事はまず無い」と言えます。
寿命と節約効果の関係は、
セラミックスの寿命: 長 中 短 極短
経費の節約効果 : 大 中 小 無し(採算取れない)
この様になります。点検や清掃を定期的に実施する事で良好な状態を維持しセラミックスの寿命を(ある程度)延長する事が可能になります。
20年間の総費用をセラミックスと活性炭で比較します。20年間使用時の総費用にその間の活性炭の値上げ分も加算すると・・・、
活性炭 セラミックス
初 期 費 用: 1.21億円 0.91億円
維 持 費 用: 7.79億円 0.19億円(脱臭剤の交換が無いので安価)
値上げ分加算 : 1.6億円 0億円(交換無し=値上げの影響無し)
総 費 用 : 10.6億円 1.1億円 → 9.5億円の経費節約!
割 合 : 100% 10.38% → 89.62%の経費削減!
この事例では風量が多いので設備と予算も大きくなり、セラミックスによる節約額も必然的に大きくなりました。金額ではなく割合でみても節約率は90%弱(=活性炭の約1/10の費用で対策出来た!)と驚異的な数値になりました!
セラミックス脱臭装置での節約額。
総 額:20年間の合計で9.5億円の節約!
年平均: 「9.5億円/20年=4,750万円/年」の節約効果!
セラミックス製品と脱臭装置の性能と効果をご理解いただける事でしょう。
貴方の会社ではいくら節約できるでしょうか?
・「既に脱臭装置を採用しているが”高い維持費用に悩んでいる”」。
・「新規に脱臭設備を導入したいが”維持費用を節約したい”と考えている」。
・「セラミックス脱臭製品・装置に興味がある」。
そのような方は当社までお問い合わせ下さい。
最後に一言、
「臭気対策に支出している(あるいは支出する予定の)費用が多いほど、節約の余地も大きい!」
これからも今まで通りに多額の支出を続けますか? それともセラミックスを導入して経費を大幅に節約して利益を大幅に増やしたいですか?